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INTERVIEW

「今、はまっているのはニードル」光浦靖子さんインタビュー

このページでは、各界でご活躍されていらっしゃる手芸好きな方に
ご登場いただきます。第1回目のゲストはタレントの光浦靖子さんです。

テレビを中心に大活躍をしているタレントの光浦靖子さんは、小さいときから手芸に親しんでいたそうです。今もお忙しいお仕事の合間にたくさんの作品を作られているという光浦さんに手芸との出会いや今はまっている手芸作品について、お話を伺いました。

編集部 光浦さんが手芸がお好きだということをテレビで知って、ぜひ手芸協会の第1回目のゲストでお越しいただけたら、と思っていましたので嬉しいです。今日はどうもありがとうございます。まず、光浦さんと手芸との出会いはいつ頃だったのでしょうか?

光浦さん 小学校の手芸クラブで始めて、それからずっと。30年くらい続けていますね。一番最初に作ったのは課題で出たフェルトのポシェットで、楽しくて楽しくて、すぐに作ってしまったんです。その頃一世風靡した手芸作家の大高輝美先生の本を買いあさって、フェルトのマスコットをすごく何個も作っていましたね。

編集部 お友達に作品をプレゼントしたりもしていましたか?

光浦さん はい。お友達のお誕生日になにか作ってあげたりとかしていました。

編集部 30年近くも手芸を続けられていて、お仕事仲間に教えたりもしていますか?

光浦さん 教えてほしいと言われたことはあるんですが、なかなかできないです。最近でも(一年以上前)森三中の黒沢さんに一度教えたことがあるくらいで・・・。自分も時間があるとき、夜中なんかにコツコツしている感じです。最近はニードルにはまって、ニードルばっかりやっています。

光浦さんが最近はまっているというニードルの作品をお持ちくださいました。手のひらに入るくらいの大きさの作品は、とても手がこんでいて、ため息が出るほどに美しくて、かわいらしいものばかりでした! フェルト地にこまかい刺繍がほどこされていたり、ビーズやスパンコールやチロリアンテープ、小さなオブジェや造花まで様々なマテリアルを使って、細部まで凝った作りになっています。

編集部 ニードルの作品を作るのは、だいたいどれくらい時間がかかりますか?

光浦さん 1個の作品を作るのには半日くらいかかります。

編集部 小さな作品にいろいろなマテリアルが使われていて素晴らしいですね。こういう材料はどこで揃えられるんですか?

光浦さん 材料は、時間ができたときにユザワヤにブラっと行ってヤクザ買いみたいな感じです。使うか使わないかはおいといて、とりあえず買っておくんです。ニードルにはまったきっかけも、手芸屋さんに行ったときにニードルの人形が置いてあって、フェルトなのに縫い目が無いことに感動して、その日に材料を全部購入して・・・。その日に帰った足で家でやって。それでもう次の日からオリジナルで作っています。小学校のときは本を見て作ったけれども、今は独自に作っています。

編集部 デザインも素晴らしいのですが、特に色が美しいですね、こういう色彩感覚はどこで身につけられたのでしょうか? 美術もお得意だったのですか?

光浦さん なーんにも。美術はすごい下手で。絵が下手で、駄目な人のお手本で表に出されたり、いい目をみたことがないですね。成績も良くないし、美術とか音楽とか芸術系は、全部駄目でした。

編集部 それは意外ですね。今日お持ちくだった作品の中で思い出のある一番お好きな作品はありますか?

光浦さん ビーズのついたピンクのブタに思い入れがあります。これが第一号でした。でもこういうのをちょいちょいテレビに出していたら、「光浦さん、似たようなモノが売られてましたよ」って人から聞きました。ま、私も洋服の柄やらパクってますけどね。

編集部 ニードル作品はプレゼントされたりはしていないんですか?こんなステキな作品をいただいたら大喜びしてしまいます。

光浦さん ニードルブローチは、プレゼントはしていないです。'笑っていいとも'でタモリさんに上げましたけど、喜んでなかったみたいでした。それが最初で最後かも。

オリジナリティあふれる作品を作られる光浦さん。独自のセンスの作品は、まるでプロの手芸作家さんのようです。手芸もお仕事にされたら、さらにたくさんの方が光浦さんの作品のファンになると思います。

編集部 手芸をお仕事にされたいと思ったことはありませんか?

光浦さん NHKの婦人百科みたいなものがやりたくて(*残念ながら、すでに番組は終了してしまいました)子供のときから出たいってずっと思っていて。あんなに楽しいことはないですね。材料をすべて揃えてくれて作るだけなので、作る方で生徒として出たいです。材料を細かく切ったりするのが苦手なので、フェルトが好きなんです。布とかミシンは線を引いたり図ったり切ったりが面倒くさいんですが、フェルトは二枚重ねてずれてしまっても、ひっぱれば同じ大きさになるし、融通がきくので好きなんです。

編集部 光浦さんにとって手芸とは何ですか? 手芸をする人にひとことメッセージをお願いします。
光浦さん (私にとって手芸とは)趣味です。人に強制されなくてもやりたいと思うことが趣味。手芸が一番。そのほかは読書かな。忙しいときはやろうとは思わないのですが、時間があるとやりたいですね。のんびりと穏やかなときに手芸がしたいと思うんです。これからも手芸を続けていきたい。手芸が好きなのでやり続けたいと思います。手芸は楽しければよいのではないでしょうか。

色鮮やかな光浦さんの作品をHPでしかご覧いただけないことがとっても残念です。
いつか皆さんにも直接ご覧いただく機会があるといいなぁと思いました。
光浦さん、大切な作品をお持ちいただいてどうもありがとうございました。

PROFILE

光浦靖子(みつうらやすこ)

1971年愛知県生まれ。血液型A型。1992年、漫才コンビ"オアシズ"としてデビュー。1994年にはテレビ朝日「GAHAHA キング」で6週勝ち抜きを達成。同年フジテレビ「とぶくすりZ」のレギュラーとなり、お茶の間の人気を博す。以後、バラエティー番組には欠かせない存在として多くのテレビ番組を中心に活躍。現在もフジテレビ「めちゃ2イケてるッ!」テレビ朝日「ロンドンハーツ」(準レギュラー)、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」など多くのレギュラー番組をもつ。NHKでは「わかる国語読み書きのツボ 3・4年 5・6年」のほか4月からは「週刊こどもニュース」のレギュラー出演も開始。

(2010年4月現在)

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