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INTERVIEW

かわいい糸と自分流のアレンジでオリジナル作品を作っています  女優 星野真里さんインタビュー

女優として映画やドラマで大活躍の星野真里さん。最近は、トーク番組のご出演も多く、その楽しいお話や愛らしい表情は、女性から見ても好感度抜群です。お料理や手芸など家ですることが大好きだという星野さんに前から気になっていた編み物のお話を中心に伺いました。

編集部 インタビューなどで編み物をされていることを知って、ぜひ実際にお会いしたいと思っていました。今日はどうもありがとうございます。まず最初に手芸を好きになったきっかけを教えていただけますか?

星野さん 母方の祖母がミシンや編み物が得意で、子供時代に私の洋服を作ってくれたということがありまして、もともと料理や家の中でするものが好きだったので、「教えて」とお願いをして始めたのがきっかけですね。中学校に入ってからだったと思います。

編集部 手作りを始めた頃の思い出などあったら教えて下さい。

星野さん 最初に作ったのが今日持ってきた白いバックです。中に布もちゃんと付けて、自分が思っていた以上に良くできまして、"自分でもこんなにちゃんとしたものが出来るんだ"と思いました。それまでは、物っていうのは出来上がった物を買うという感覚しかなかったのですが、糸から作るっていう作業も楽しいですし、出来上がった物を実際に使える楽しみもありますし、"私が作ったんだ"って思っていられるのも嬉しくて、どんどんのめり込んでいった感じです。

編集部 どなたかにプレゼントした記憶もありますか?

星野さん はい。小物、帽子だとかは甥っ子、姪っ子に作ってあげたり、頼まれて妹にあげたりしています。5人兄弟ですが、兄弟の中でやるのは私ぐらいですね。姉も妹も一応手は付けているみたいなんですけれど、なかなかのめり込むまではいかなくて。わたしが一番手芸が好きみたいです。

編集部 甥っ子さんたちの反応はいかがですか。?

星野さん まだ1歳とか2歳とかで小さいので判らないかもしれません(笑)。でも気に入って冬の間とかは帽子をかぶってくれたりしていますね。いつか一緒に編めたらいいなとは思っているんですが。

編集部 いまはドラマの他にトーク番組のご出演も多くて、お忙しいのにブログを拝見するとお料理をされたり、おうちでいろいろなことをされていて、まめな方だなぁと思っていました。どういう時に手作りをされていますか?

星野さん 気が向いたら、ですね。作っている最中がすごく楽しくて私にとっては趣味みたいなもので、映画を観るとかドライブをするとか、そういうことと同じような感覚で、したいからするという感じです。その後に使えるっていう楽しみもありますし、仕事の合間合間にもやりますし、京都とかの移動のときの新幹線で本を読むかわりに編み物をしたりとかもします。はまるとそればっかりしてしまうんですよ。比較的に夏は離れますから、冬の趣味っていう感じです。今年は何を作ろうかなとか考えたりします。去年からは指編みも始めて、こんなに簡単なんだ! っていうのを知ったので、去年はやたらと作って自分でも全部は使えないから、とりあえず作ったら人にあげているという感じでした。

編集部 指編みは、毛糸によってボリュームが変わったりして、面白いですね。

星野さん 本当に糸選びですね。最近吉祥寺にあるアヴリルというかわいいお店を見つけて、本店は京都の方にあります。デコボコした糸や、黒い糸にところどころポンポンが付いているような変わり種の糸もたくさんあって、本当に行くだけで楽しいんです。

編集部 そんなすてきなお店の情報は何で知ったのですか?

星野さん 本です。そのお店から出ている本の1冊を買って、ああ、かわいいなと思って、後ろの方にお店の情報が載っていて、京都に行く機会があったので、時間のあるときに行ってみたら、"わー、かわいい"と思って、吉祥寺の方にもあるというのを知って、足を運んでみました。


ここで、星野さんがお持ち下さった手作りの品々について詳しくお話を伺いました。

編集部 最初にお作りになったのがその白いバックですか?

星野さん 編み物ではそうです。確か、学校の授業の中の作品だったと思うんです。判らないときは、祖母に訊きながら...。私は最初に棒編みから始めたのでどうしてもかぎ針編みは苦手で、難しいイメージがあります。棒編みだとこうすればこうなるみたいに頭の中でイメージができて作れるんですけれど...。

編集部 これ(黒いフリンジ付きのニット帽)もかわいいですね

星野さん 帽子は本当にたくさん作っていて、これも棒編みです。糸は極太を使って、なんとなくこのぐらいかなという感じで編みました。間違ったらほどけばいいですし、模様も入れてみましたが、色のせいであまり分からないですね(笑)。

編集部 これはどれくらいのお時間で作りましたか?

星野さん 毛糸が太いので、2、3時間ぐらいで出来ました。

編集部 ご自分で使っていらっしゃるんですね。

星野さん はい。特に作った直後は毎日のように使います。

編集部 太い糸ってかわいいですね。人から"それかわいいね"って言われたときにはもうたまらないですよね。

星野さん そうなんですよ! 最初に何か作るときには糸はいい物を買ってほしいなって思います。ちゃんと選んだ糸で編むとかわいいものができますよ。

編集部 こちらの帽子(白い模様を入れたニット帽)は?

星野さん 去年作りました。指編みを始めるようになったきっかけは、アヴリル(前述のお店)に行って本を探したときに指編み特集をしているものがあって、写真を見てみるとかわいいものがあったのでちょっとやってみようかなと思って、完成したら思いのほかかわいくて。お店にはかばんとしてその配色で飾られていたんですけど。でもちょっとアレンジすれば、帽子が出来そうだなと思って作ってみたんです。

編集部 すごいボリューム感ですね。

星野さん それにあったかいです。編み物は失敗してもほどいてしまえば戻るので自分でどんどんアレンジできるのが面白いなぁと思います。これも作るのは3時間くらい、指なので本当に簡単です。

編集部 本当にきれいに編み目が揃っていて、まるで機械で編んだような精巧さです。


星野さんは糸選びのセンスに長けていて、ご自分で調節して、微妙なかわいらしいフォルムを作り出しています。ニットバッグも持ち手を変えてみたり、いろいろなパターンが作れそうで、幅広い年齢の人が持てるかわいらしさにあふれています。

編集部 このニットバッグは大人でも小さなお子さんが持ってもかわいいバッグですね。

星野さん これは去年の年末頃に作りました。このままだとだいぶ伸びるので中に布を張ろうと思っています。

編集部 この革の持ち手はもともとスタッズが付いていたんですか?

星野さん いえ、これは東急ハンズで持ち手の革とスタッズを買って。説明書をなんとなく見ながら、とんとんとんって家で一人で付けてみました。

編集部 このかわいらしいフォルムもご自分で?

星野さん そうですね、特にゲージをとって編み図を作ったりしないで、なんとなく適当に目を減らしてみようかと。ただどんどん編んでいっちゃうんです。


編集部 これから手芸を初めてみようかなぁと思っている方に、メッセージをいただけますか。

星野さん 実際にやってみると、たぶん思っているよりもすごく簡単に色んなものが出来るっていうことが分かると思いますし、だんだんと形になるっていう過程が見られるのが楽しいです。どんな物もそうやって作られているんだろうなって、物に対して愛着がわいて大切にできるような気がするんです。得意じゃないから、苦手だからじゃなく、とりあえず簡単なところからでいいのでやってみるといいんじゃないかなって思っています。


独学でオリジナルの作品をたくさん作られている星野さん。この夏はワンピースを作ろうかと考えているそうです。お友達に頼まれて教えたりすることもある星野さんがおしゃべりをしながら手芸をするようなテレビ番組があったら、いいですね。星野さんの編み物作品集もぜひ見たい気がします。実際に使いたくなるようなかわいらしい作品をお持ち下さって本当にどうもありがとうございました。

PROFILE

星野真里 (ほしのまり)

1981年7月27日生まれ。血液型O型。7歳より子役として活躍。1995年、連続テレビ小説「春よ、来い」(NHK)で本格的に女優デビュー。その年「3年B組金八先生」第四シリーズ(TBS)に乙女役として抜擢され注目される。2005年、初主演映画「さよならみどりちゃん」で第27回ナント国際映画祭の主演女優賞を受賞。現在ドラマ、映画、バラエティと幅広く活躍中。 自身29歳の誕生日となる2010年7月27日には、初のエッセイ集となる「星野真里の地味な生活」を発売。

(2010年7月現在)
*星野真里さんのオフィシャルブログ ことばあそび には、星野さんが日々の暮らしを楽しんでいる様子が出ています。ぜひご覧くださいね。 http://ameblo.jp/hoshino-mari/

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