ギフト・ショー春2018 LIFEXDESIGN 暮らしデザイン新時代が始まりました。多くの自治体が出展しているブースはどれも和モダン、日本製の奥ゆかしさがイメージできます。”あたらしきもの京都”と題した京都ブースの「Hang More!」は浮かせる収納、ニュアンスカラーのコードをあえてマクラメではなくシリコーンで結びぶら下げる新しい発想の商品です。ロールペーパー、多肉植物などインテリア雑貨として重宝しそうです。
粘土、レジンの最大手PADICO(パジコ)さんのレジン体験でべっ甲風猫ブローチを作らせていただきました。楽しかったです! コンパクトなUVライトに調色パレットとスティック、モールドなど、失敗なく作りやすいように考えられた材料、道具が素晴らしく。カラー配合によって天然石のようにできあがります。今更ながら・・・レジンの人気が分かります。
商品詳細☛PADICOジュエルラビリンス
フレームの存在感は絵画に匹敵する存在感です。美しいフレームメーカーとして名高いイタリア natalini(ナタリーニ)は、伝統的な手作業と最新鋭の工程を融合させ高品質でデザイン性の高い商品を完成させているそうです。こちらは嵌め木細工にレザーカットを施した品です。家族写真を飾る習慣のある欧米では、試行錯誤されたフレームが多いですね。
東京駅丸の内駅前広場がリニューアルされ美しい景観がよみがえっていますが、その近辺では道路を有効活用する国土交通省の社会実験がなされています。乗物+乗り方のシステムを提供するTOYOTAの新しい取り組みHa:moと、コインパーキングのTimesが組んで都心部の交通環境を良くする実験です。未来的な企画で効果のほどが楽しみです。☛Times Car PLUS x Ha:mo
フラワーケーキデコレーター・長嶋清美さんの書籍第二弾『大切な人においしい贈り物 フラワースイーツ』(文化出版局)は写真を撮らずにいられない、そして伝えずにいられないフォトジェニックな作品ばかりです。伊勢丹新宿店、日本橋三越本店の各講座やイベントでご披露いただく機会があるかと思いますのでご期待下さいませ。
中山久美子ジェラルツさん著『白の優美 ブティ』(文化出版局)は全編フランスで撮影されたとのこと、作品の美しさ、可愛さ、清楚さに溢れています。中山先生のあとがきに感動しましたので抜粋させていただきます。
❛幸運にも好きなことばかりしてきたが、
好きなことをするための努力はたくさんしなければならない。
そんな努力の中には独りではできないこともたくさんある。
そんなときに理解してくれる友達を持つことは幸せです。❜
渋谷区松濤の陶磁器専門の「戸栗美術館」は近年特に人気を博す伊万里焼、鍋島焼をはじめ約7000点の常設品は圧巻です。昨年来、伊万里焼に焦点を当て様々な角度からテーマ別展示をされています。現在開催中の展示は、釉薬(ゆうやく・うわぐすり)の装飾に着眼した作品が並び、種類、方法、時代、焼成状況の違いがわかります。
「古伊万里にみるうわぐすり展」戸栗美術館 東京都渋谷区松濤1-11-3 2018年3月21日(水祝)まで。
お顔をみればご存じの方が多いのでは? 理工学部卒業のお坊さん・泰丘良玄さんによる「禅」講座を開催します。禅の考え方をもとに日常のありがとうについての講話とイス坐禅体験をしていただく90分です。よろしければ、ご受講下さいませ。
良玄の日本橋「禅」講座”アタリマエにありがとう”
2018年2月17日(土) 17:00-18:30
クラフトマンシップに定評のあるFendiの夏用ドレスにはフローラル刺繍が施されています。ハマナカさんのエコアンダリアのような糸、リリアンで編んだような糸、素材から作られているであろう手の込みようが見て取れます。複数の太い糸を使い同じテイストで春夏アイテムに応用できそうです。
世界的なコレクターズアイテムでもあるチロリアンテープ、収集したくなる可愛らしさは永遠です。作家さんご用達オンラインストア「ROSE ROSA」さんにも国内外からチロリアンテープが入荷しています。
ROSE ROSAさんで目をひくアメリカ製ベビー用モチーフのぷっくりボタンもかわいいです。
英国発、新しいハンドメイドを打ち出しているWOOL AND THE GANGのポップアップストアが日本橋三越本店に登場、昨年DMCさんが日本の総代理店になられてからパワーアップしています。超極太毛糸に編み棒、そしてキットがなんともオシャレで、クールなヴィジュアルから入り、使えるファッションアイテムがサクサク出来上がる、編み物未経験の方を中心に拡散しているようです。
日本橋三越本店で開催中の『写真展オードリー・ヘップバーン』は大人気、不変の人気を証明するように入場口には行列が出来ています。ファッション、映画、プライベートの3部構成でオードリー・ヘップバーンの一生を感じる大満足な1500点の写真展示です。
2018年1月22日(月)まで。
☛詳細
文化出版局編集『ハローキティの刺繍 HELLO KITTY』は好きなところに好きなだけハローキティを刺繍できる夢みたいな1冊です。サイズやバランス、色使いはやはり本物、抜群のかわいさです。この本から型を映しハローキティの刺繍絵本をお子さまのために作ります、とおっしゃるお客様がいました。2月5日には『キキとララの刺繍』が発刊されるそうです。楽しみ~♪
文化出版局編『ハローキティといっしょ はじめての手芸レッスン』から手芸に興味を持ち始めるお子さまが多いらしく、モチーフがかわいいのみならず、作るアイテムと素材選択がとても良いのです。サクサクと出来て使える作品が作れる、いまどきハンドメイド愛をかなえてくれる1冊です。
オートクチュール刺繍ブランド・Lemmikko(レンミッコ)さんの久々の書籍『クチュール仕立ての刺繍ブレード』(文化出版局)が発売されています。パリ仕込みのモダンシックな作品の数々は多くのファンを魅了しています。初心者でもトライできるブレード状にして作り方を開示されています。
緻密でかわいい作品が大人気のルナヘヴンリィ・中里華奈さん第二弾の書籍『かぎ針編みと刺繍で描くルナヘヴンリィの小さなお花の動物たち』(河出書房新社)が販売されました。レース編みと刺繍で立体感と繊細さが表現されています。作り方ページが丁寧で分かりやすく、作ろう! という気持ちにさせてくれます。
伊勢丹新宿店OTOMANA講座【deuxRのドライフラワー~蜜ろうコーティング~】は即日満席キャンセル待ちをいただき、おかげさまで新年第1回目を開講いたしました。ここ数年ドライフラワーが流行っていますが、作品は技法というよりも作家さんのセンス如何だということを、今更ながらdeuxR・渡部裕美さんの作品を拝見するとつくづく感じます。1月はチューリップやラナンキュラスなど春のお花をボックスに活ける作品です。
日本橋髙島屋は増改築工事が進行中、右側は既存の建物、左側は新しいビル、渡り廊下でつなげ今年9月「日本橋髙島屋S.C.」として開業されるそうです。日本橋髙島屋は国の重要文化財指定の近代建築、建替えにも制限があるためか新館には多くの木材が使われ重厚かつ趣きがあります。今秋が楽しみ、大人の街として更に賑わうことでしょう。 ☛重要文化財ツアー
葛飾北斎が、今、なぜ国内外で脚光を浴びているのか?が分かる展覧会だそうです。なるほど! 西洋人から見たエキゾチックな国ジャポンからのアプローチで、約200点以上の印象派の名作と北斎の錦絵、版本を比較しながら展示されています。COOL JAPANの元祖かもしれません。国立西洋美術館(東京都台東区上野講演7‐7)2018年1月28日(日)まで。
羊毛フェルト作家・HITSUJI COMPANYさんの展示会が神保町いちのいち池袋店にて開催されています。ユニセックスなテイストが年齢性別問わず人気の作品は、三省堂書店運営、書店内の雑貨屋「神保町いちのいち」さんの雰囲気にぴったりです。HITSUJI COMPANYさんの作品はキッチン雑貨など使うアイテムが多く硬くて丈夫なのも特徴です。
神保町いちのいち 池袋店 西武池袋本店書籍館1階 2018年1月15日(月)まで
日本の伝統から着想を得たような和のモチーフがハイブランドの間で持てはやされているそうです。ルイ・ヴィトンのダルマや歌舞伎、GUCCIの鬼面のようなモンスター、派手で迫力のある存在感はブランドの個性に見劣りしません。
新年は優雅な気持ちにしてくれる逸品に触れたいですね。ハンガリーの名窯「ヘレンド」の創業当初の希少な品から現代の製品まで約230点が一堂に会する展示会です。 パナソニック 汐留ミュージアム 2018年1月13日(土)-3月21日(水)
オランダ「ANNE-CLAIR PETIT」(アンクレール・プティ)は素朴とトレンドが融合された手作りニットブランドです。オーガニックコットンで作られるベビー用のあみぐるみをはじめ、超極太糸で編まれたモダンなホームデコレーションが充実しています。センスはもとより、設定がハンドメイド作品の目指すところかもしれません。
フランス在住、ブティのデザイナー・研究家 中山久美子ジェラルツさんの新刊『白の優美』(文化出版局・1/22刊)が発売されます。中山先生のブティはクラシカルで、時代を問わず不変の美しさが特徴と言われています。基本から学べる写真プロセスつきの1冊、ご本をきっかけに始められる方も多いことでしょう。
東京・日本橋も再開発真っ只中、そこかしこでビルの建設が盛んです。そんな工事現場に”おもてなし”が♪ 養生シートや壁のイラストはよくありますが、こうしてプラントが設けられているのは初めて目にしました。一か所だけではなく間隔をあけて周囲に、それも何種類かの草花が植えられています。奥ゆかしいおもてなし、日本人の心を象徴しているようです。
小倉ゆき子さんの書籍『小倉ゆき子のビーズ刺しゅう』(マガジンランド)の発売記念展で拝見した作品の多様さ、緻密な大作からかわいい小物まで、小倉先生の果てしない創造性に感動しました。その時々で興味のあることに夢中になって制作されてきた、とおっしゃっていた小倉先生、お手本にしたい作家道です。
下田直子さんの作品展が再び開催されます。日本橋三越本店ほか各地巡回された作品に加えて、2018年刊行される著書『手芸のイデー』(日本ヴォーグ社)の作品まで約300点が展示されるそうです。
2018年1月6日(土)-1月14日(日)*会期中無休 日本ヴォーグ社CRAFTING ART GALLERY
ハンドメイドフェルト作家・NICO太田有紀さんの年末恒例の個展が、初めて1月に開催されます。鎌倉駅西口(鶴岡八幡宮とは反対側)にあるの会場のmolnさん、ご近所には伊勢丹OTOMANA講座「ねこの編みもの」(1/18~)講師・俵森朋子さんのお店「pas a pas」(パサパ)も。初詣かねて鎌倉にお出掛け下さいませ。
「Yuki Ota Hand Made Felt Exhibition at moln」 2018年1月4日(木)-1月28日(日) moln 神奈川県鎌倉市御成町13-32-2F
(プチ情報:俵森さんに教えていただいた絶品ドライカレーのレストラン・オクシモロン、行列の小町店にくらべ西口店は穴場です。)