マイセンの陶磁器のなかでも動物をテーマにした展示会が開催されます。展示される動物作品は淡くて繊細な色調、模様から表情まで動物のしなやかさを表現した”リアル”と”愛らしさ”を持ち合わせている19世紀後半~20世紀初のアール・ヌーヴォー様式作品が中心だそうです。羊毛フェルトでつくる動物も”リアル”と”愛らしさ”は大切な要素、参考になりそうな展示会です。ありそうで無かったアプローチのマイセン展、楽しみです。
☛マイセン動物園展 2019年7月6日(土)-9月23日(月祝) パナソニック汐留美術館
創業約200年日本橋の老舗和菓子「榮太樓」が手掛ける低糖質お菓子「からだにえいたろう」は食べやすくてかわいいパッケージでバッグにしのばせておきたい物です。キャッチフレーズ”お菓子は心を元気にする”、まさに! 同様に罪悪感なく美味しい洋菓子をご提案されている菓子研究家・吉川文子さんの1日講座が開催されます。糖質5g以下のロールケーキ2種類(抹茶、オレンジ)をお作りいただきます。詳細・お申込み☛日本橋三越カルチャーサロン
アメリカ東海岸ナンタケット島の伝統工芸品・ナンタケットバスケットは言わずと知れたバスケットの最高峰。そこまでエレガントではないけれど、細かい編み目でカジュアルになり過ぎず大人感のあるカゴバッグはバリ島のATA(アタ)、タイ王室御用達の工房があるほど。現在、丸善日本橋店で開催中のアタ展(~7/2・火)ではバリ在住の方がプロデュースされた製品の数々が展示販売されています。*画像はHOUSE OF LOTUS のオンラインストアより
フラワーケーキデコレーター・長嶋清美さんのケーキ2種類を拝見しました。ひとつは一般の方向けの上級クラスでつくるデコレーション、じゅうぶん繊細で美しいお花です。もうひとつはプロ級テクニックで作られたさながら細密画のようなお花です。比較すると明白な差が分かります。”プロ”仕事を見せていただきました。
*一般の方向け
世界経済は循環経済(サーキュラーエコノミー)へ先端技術を総動員して移行しつつありますが…わたしたちは知っています! 手芸にはその考え方があることを! リサイクル、リメイク、そして今支持されてのは北欧発祥ニットの穴かがり技術・ダーニング(darning)。おしゃれな響き、ダーニングを良いイメージで広げて下さったのはニット作家・野口光さんだと思います。
代表著書『愛らしいお直し ダーニングで大好きな服がよみがえる』 (主婦の友ヒットシリーズ)
レース編みがじわりときていますね。ボビンレース、プチポワン、日本刺繍などなど極細糸で成形する手芸は素晴らしい技術と根気の賜物です。トルコ伝統手芸研究家・七海光さんの新刊は糸1本、針1本、結び目だけで作る”イーネダンテル”です。”糸の宝石”といわれる緻細で放射状のモチーフが特徴だそうです。行きつくところが見つかるかもしれません。糸・針手芸の究極の1冊です。
柔軟です! 作品ありきからの発想のためか元来の手芸の技術、付随する材料を飛び越えて自由に柔軟に制作されています。お教室もしかり、以前は「XX刺繍教室」(例)でステップアップしながら技術を習得していましたが、今は”これが作りたい”からご参加される方がほとんどです。
アフリカ・ケニアで育てた薔薇を輸入紹介されている「アフリカローズ」さんのアトリエは創造の種があちらこちらに。無造作に吊るしてあるリボンは薔薇と同じヴィヴィッドカラー、アレンジメントにどう使うか思案中だそうです。深紅の薔薇の花びらで造形された球体はロブション発注とか…。
韓国の民族衣装チマチョゴリを着る時の足袋は丸みのあるかわいい形。こどもの成長にあわせて型紙をおこし手縫いされていた時代には、成長の証になる全ての型紙をまとめてお嫁入の時に持たせたそうです。その型紙を入れる袋には裏地をつけ刺繍をして装飾されています。願いを込めて作り贈る気持ち・・・世界共通。
あまりのかわいさに何にでも縫い付けちゃう人続出…(お気に入りのシールをペタペタ貼る感覚??)マリンモチーフの幅6センチのリボンテープは、紺のミニトート、白のミニトート、白Tシャツの裾、こどものスカートの裾などなどに。お取扱いはヨーロッパからの素材が揃う作家さんご用達オンラインストア【ROSE ROSA】です。
幹線道路の道端でも自生している紫陽花、手入れもそこそこに毎年咲き乱れる生命力に感心します。一方で手間暇を掛けて上等に仕立てお披露目される紫陽花もあります。こちらはUPPERなたたずまいにデザインされたEMスタイルさんの秋色紫陽花(アンティーク紫陽花)です。
昨年あたりから流行しているノルタルジック ファッション、フォルムは新しくても私たちには懐かしいモチーフが散りばめられています。手の込んだ手編みの洋服が特徴的なデザイナー加藤美葉さんのブランド「213LibreCommeLair」のオールインワンです。
deuxR(デュエール)渡部裕美さんのドライフラワーは毎回即日満席の講座のひとつです。リースを作る回では山のようにご用意されたつるに使う柳のボリューム感と新緑の香りに圧倒されました。作品のデザイン性、講師のお人柄はもちろんのこと、惜しみない材料と雰囲気づくりは見事です。
お花なのです。やはり女性はお花が好き、リボンクラフトも例外ではありません。提携リボンクラフト協会主催のリボンクラフト講師「リボンクチュリエール」認定講座3回目を開催しました。リボンでつくるお花・リボンフルールより、異なる3種類のリボンの巻きローズ3輪とリーフのコサージュを作りました。ところどころに”リボンをひねる”をテクニックをいれて仕上げていきました。
新しい食文化"BEAN TO BAR"を日本にいち早く紹介されたMinimal 山下貴嗣さんに、日本橋三越本店のコラボ企画「日本橋大學」で講座をお願いしたのは2016年10月。今ではコンビニでも買えるBEAN TO BAR、meiji THE Chocolate、高騰する希少なカカオを原料に丹念に作る工程ゆえ、通常50g1,200~2,000円のところ1/6の価格で購入できるありがたい商品です。6つの味が試せる1箱「6 COLLECTIONS」は味わうというよりも、商品ストーリーがメイン要素のようです。
「サロン」…フランス語の客間、教養ある上流社会のご婦人方が客間で催した社交会を意味するそうです。日本独特の新しい文化、サロネーゼはある意味草の根活動、手芸、クラフトなどを日常的に集い楽しむ習慣にしてくれました。
Caligraphy Days 澤田未恵さんの”二子玉川教室”は、カリキュラム・環境・雰囲気づくり全てにプロが提供するサロンのひとつ。今時の需要に感度良くご対応されながら、カリグラフィー本来の主旨手順を追求しているプログラム、東京ステーションホテルのラウンジのような雰囲気の空間のリアルサロネーゼです。
コサージュ、チャーム用のダブルクリップ、リボンクラフトのコサージュにも使っています。チープにならないある程度厚みのある素材で、生地、プラスチックとの相性が良くボンドやグルーガンで接着できます。作品の幅が広がる便利パーツ、皆さまの作品作りにぜひ取り入れてみて下さい♪
最高級靴ブランドの新作バッグはPORTUGABA(ポルトガバ)という名前。ポルトガルの南北から集めた本物の工芸品(織物、刺繍、タッセル、フリンジ、ストラップ他)がデザインを成しています。ハンドメイドの取り入れ方のお手本に。☛クリスチャン・ルブタン
東京開催は6月16日(日)まで
森と湖を連想させる色使いとモチーフは北欧・フィンランドの自然そのもの。フィンランドのセラミックアーティスト、ルート・ブリュックの展示会が全国巡回中です。ロマンチックな具象的作品から抽象的デザインまで風土と体温を感じる展示会です。東京ステーションギャラリーにて
2017年あたりから流行りだしたドライフラワーのアレンジメント、日本のみならず韓国、香港でも同様、いくつかの新製法のおかげで、発色がよく独特な魅力のフラワーカテゴリーが確立されたようです。画像は韓国産アレンジメントです。日本のドライフラワーの流行を牽引しているのはdeuxRさんだと思います。
広尾、六本木のお花屋さん「アフリカローズ」から始まった【ROSE AMBASSADOR】(ローズアンバサダー)本当の愛を知っている格好いい男性たち(14~85歳)が、その気持ちをバラを通じて表現して伝え広めていく楽しいムーブメント。メンバーは大財閥の御曹司、世界に名だたる芸術家などなど…だそうです。
ヨーロッパの人々が憧れ愛する地中海のリゾート、スペイン・イビザ島。20年前イビザに実存したレジェンド的ブティック「Paula's Ibiza」(パウラズ イビザ)をモチーフにしたLoewe(ロエベ)クルーズコレクションのポップアップストアがトレーラーで移動展開しています。ティファニー@キャットストリート同様に、最近増えている次世代の潜在的消費者向け仕掛けがおもしろいですね。
長嶋清美さん
「ドールケーキ」
2019年9月29日(日) 14:00-17:00
著書『フラワーケーキ 軽いバタークリームで作る』(文化出版局)はフラワーケーキのバイブル的1冊となっています。長嶋清美さんのお花は緻細な造作と色彩が秀逸です。
詳細・お申込み☛日本橋三越カルチャーサロン
阿部薫さん
「プリンセスレース」胸元ブローチ
2019年9月22日(日) 14:00-17:00
詳細・お申込み☛日本橋三越カルチャーサロン
ロマンと夢のある世界「プリンセスレース」について(阿部薫さんにお伺いしました)
レースはその長い歴史に於いて地位や身分を象徴するステータスシンボルでした。19世紀の終わり頃から貴族達の他に裕福市民層へも普及し始め需要が高まり、商業路線に乗り制作工程の短い新しいレースへと変貌していきました。ベルギーの王室はこの素晴らしいレースを作るように指示しました。 マリー・アンリエット王妃は殊更にこのレースの愛好家で、このレースを「プリンセス レース」と呼ぶ許可を与えました。「プリンセスレース」はテープレースをチュールにアップリケをしていくアプリケーションレースの一種です。
文化出版局協力講座
吉川文子さん
低糖質ロールケーキ2種類・抹茶とオレンジ
2019年9月1日(日) 14:30-16:30
美味しくてきれいに巻けるロールケーキを作ります。
詳細・お申込み☛日本橋三越カルチャーサロン
毛塚みどりさん
かぎ針で編む春夏バッグ
2019年7月29日(月)、8月12日(月)全2回 14:00-17:00
型崩れしにくく、汚れにくい春夏のバッグを2回の講座で作ります。白または黒は講座内でお選びいただきけます。どちらも素敵、迷います…冬以外3シーズンお使いいただける素材感です。
詳細・お申込み☛日本橋三越カルチャーサロン
EMスタイル
「ミニ薔薇BOXとララベンダーCUP」
~ベルギー発アイスフラワー~
2019年9月29日(日) 11:00-13:00 *1日講座
伊勢丹新宿店リビングデコールでも好評を博したEMスタイルの伊勢丹初講座です。
詳細・お申込み☛伊勢丹新宿店OTOMANA
難波淳子さん・仁科容子さん
大人のためのフェイクスイーツ講座~氣仙えりか監修~
2019年7月11日、8月8日、9月12日(第2木) 14:00-16:00
本物そっくりに作るフェイクスイーツをご体験いただける講座です。
詳細・お申込み☛伊勢丹新宿店OTOMANA
deuxRのドライフラワー「2019夏」
~蜜ろうコーティング~
2019年7月10日、8月14日、9月11日(第2水) 14:00-16:30
即日満席の大人気講座、deuxRさんの蜜ろうコーティングのドライフラワーアレンジメントです。
詳細・お申込み☛伊勢丹新宿店OTOMANA